プラスト訪問看護ステーションです!
訪問看護師として働くことは「きつい!」「悩みをひとりで抱えてしまう!」というイメージを持っている人が少なくありません。そこで、この記事ではこれから訪問看護に転職しようと考えている方に、訪問看護のリアルな事情を解説します。
訪問看護師の仕事はきつい…?
訪問看護師がきついと言われることにはいくつかのポイントがあります。代表的なものを紹介しますね。
・ひとり現場がきつい:利用者さんに対して一人で訪問するため、現場での判断を一人で行わなければなりません。そこに精神的負担が大きく感じることがあります。慣れるまではここにきついと感じてしまうでしょう。
・移動がきつい:病院で働いているときは、徒歩圏内で全ての仕事が可能です。訪問看護では利用者さんの自宅に行くため、自転車や車での移動が基本になります。そして、移動時間があるだけでなく、夏は暑く冬は寒い…ここにきつさを感じてしまうでしょう。
・他事業所との連絡がきつい:訪問看護で働くことは、ケアマネさん・訪問介護・訪問リハ・福祉用具などとの密な連絡が必要となります。電話やFAXが頻繁になるため、ここにもきついと感じることもあるでしょう。
きついと思っていたけど、楽しいに変わる!
ここまで紹介したポイントは、訪問看護を経験するなかで楽しさに変化するものです。
・ひとり現場だから楽しい:利用者さんとひとりで関わるからこそ、出来る経験がたくさんあります。病院では聞けないような利用者さんのパーソナリティを知れる、自分の看護知識と技術を全力で提供できる、周囲のスタッフに気を遣わずに仕事が出来る。病院で我慢が多かった人ほど、楽しさがあるのではないでしょうか。
・移動が楽しい:車での移動時間はある意味ドライブのようなものです。車を運転することが好きな人にはもちろん、そうでない人にとっても、合間合間に自分だけの気を抜ける時間があることは楽しさに繋がります。好きな音楽をかけたり、風景を眺めたり、お昼は外食をしてみたり…いろんな楽しみ方があります。
・他事業所との連携が楽しい:働き始めてはじめのころは、慣れない連絡にストレスがたまるかもしれません。しかし、半年一年と仕事をしていけば、他事業所のスタッフがあなたの顔を覚え、信頼してくれるようになっていきます。地域で働いている実感が湧くことは楽しさに繋がっていくでしょう。
訪問看護の働きやすさは事業所による
きつい仕事がきついままになるのか、きつい仕事が楽しくなっていくのかは、事業所によって異なると言えるでしょう。そこで転職活動を行うときに見ておきたいポイントを紹介します。
・管理者が働きやすい現場を作る努力をしているか:訪問看護師としての働きやすさは管理者の意向によります。「無理してでも件数をいけ!」というような管理者では、きつい働き方を強いられてしまうでしょう。見学に行ったときには、管理者がどのように考えているのかを聞いてみましょう。
・スタッフの様子を確認する:実際に働くスタッフが日々の仕事をどのように感じているのかを聞いてみましょう。見学のときは管理者のみとしか話す時間がないということもありますので、事前に「転職したての方と話せますか?」「子育て中のスタッフの方と話せますか?」と依頼してみましょう。
プラスト訪問看護の実情
みんなで助け合う良い雰囲気がある訪問看護ステーション/看護師 平川咲子
プラスト訪問看護で働くなかでのサポート体制や働きやすさについてインタビューしています。
働きやすさも、やりがいも、サポートする職場/看護師 檜垣隆春
プラスト訪問看護の管理者として、みんなの働きやすさをどう考えているのかをインタビューしています。
おわりに
訪問看護のきつさ楽しさを紹介しました。やはり実際に転職しようと考えたときは、働いている人に聞くのが一番ですね。是非とも参考にしてくださいね。