プラスト訪問看護ステーション特設サイト

みんなで助け合う良い雰囲気がある訪問看護ステーション(看護師 平川咲子)

PLASTで働く方へインタビューするシリーズ。今回は看護師の平川咲子さんにお話を聞いてきました。PLASTでの仕事内容、転職を決めた理由、やりがい、仕事とプライベートとの両立についてお話しいただきました。

目次

「子育てとの両立」への応援が就職の決め手

前職は病院で、勤務形態は2交代シフト制でした。出産後も同様の働き方を選びましたが、徐々に育児との両立を困難に感じるようになり、転居で通勤距離が延びたことを機に退職しました。そして、【保育園の休園日(日・祝)に休みたい・夜勤なし・常勤】という条件で再就職先を探していたのですが、見つけることができずにいました。

そんな折、知人の紹介でPLASTの就職説明を受けました。説明会前には訪問看護は未経験で自分に務まるだろうかと不安でした。また、子どもが熱を出したときなどに頼れる人が近くにいないこと等も不安でした。

しかし、PLASTはそれらの不安要素への具体的なフォロー体制を提示して下さいました。再就職先を決める上で最優先にしていた「子育てとの両立」を応援して下さったことで、仕事内容への不安については、頑張ってやってみようという前向きな気持ちを持つことができ、PLASTへの就職を決めました。それから約5年、第2子の出産・育休・復帰も経て、現在は在宅看護の魅力にすっかり魅了され、毎日楽しく働かせていただいています。

遠慮なく相談できる相手になる

訪問看護では、ご利用者様の自宅へ訪問し、主治医の指示のもと、必要な医療的ケア・看護を行います。病院と違って医療機器や看護用の物品が潤沢にある訳ではありませんが、提供するケア内容に大きな違いはありません。点滴や在宅酸素療法の管理、褥瘡の処置・ターミナルケアなど、その内容は様々です。保清のケアでは、既成の物品を使用するだけでなく、ご自宅にあるポリ袋とバスタオル・新聞紙等を使って洗髪用のケリーパットを急遽手作りすることもある、などという点は在宅ならではかもしれません。

訪問の他には、居宅介護支援事業所や医療機関・役所など関係諸機関との連携、看護計画の作成、ケアマネジャーや主治医への報告書作成・送付作業等の事務作業から電話対応、担当者会議への出席等の業務を行っています。現在私は小さい子どもがいるため免除を受けていますが、夜間・休日24時間対応の当番日には、緊急用の電話を持ちオンコール体制を取って、緊急時には出動します。

仕事のやりがいと成長できたことについては、あるコール当番日に夜間緊急訪問した時のエピソードがあります。

深夜、利用者さんの奥様から電話連絡を受け訪問しました。幸い、利用者さんの状態は大事には至らず、落ち着き入眠されたのを確認して部屋を出ました。そして、別室でお待ちいただいていた奥様へ状況を報告すると、ぽろぽろと涙を流して安堵されました。いつも気丈にされているご家族でしたので驚きましたが、その姿を見て、どれほど不安だったのだということが痛いほど分かりました。

私たち医療者から見れば大事では無いと分かる状況でも、ご本人や介護する家族にとっては一大事です。望んで選んだ在宅生活でも、本人や家族にも常に不安が付きまとい、それは想像していたものよりはるかに大きなものであると実感しました。

その不安を完全に取り去ることはできませんが、遠慮なく相談できる相手になることで、少しは軽くすることが出来る。そう感じ、それは私にとってのやりがいと、この仕事を続けていく上での目標になりました。そして、このふたつを得られたことは、ひとまずの成長であるとも感じています。

家族と一緒に寝起きする生活リズム、同じカレンダーで過ごせる今の生活

月末と月初は稀に残業になることもありますが、基本的には定時で退勤できます。病院勤務の頃と違い、急変や夕方の入院などで急な残業になるということが比較的少なく、ある程度、仕事量の予測ができるため、残業になりそうな時期にはあらかじめ夕食の支度をしておくこともできます。

基本的には休日を保育園や学童保育の休みに合わせていただいているので、子どもたちと一緒に過ごすことができています。前職では保育園の休園日にシフトが入っていると夫の仕事との調整に頭を悩ませていました。当時はまだ子どもに夜泣きがあったので、私の夜勤中には夫が困り果てるということもありました。

当ステーションでは緊急コール当番は子どもが3歳までは免除されます。そのため私は現在免除を受けていますが、以前コール当番を務めていた頃も、在宅での待機なので慣れればそこまで負担は大きくないと感じていました。夫と子どもが理解して協力してくれていたこともありがたく思っていました。

家族と一緒に寝起きする一定の生活リズム・同じカレンダーで過ごせるようになった、転職後の今の生活に満足しています。

みんなで助け合う良い雰囲気がある訪問看護ステーション

プラスト訪問看護ステーションでは、子育て中の方、それをフォローしてくれるスタッフのどちらにも、集中して大きな負担がかかることがないように、みんなで助け合う良い雰囲気があります。

子育てスタッフ側はどうしても業務を交代してもらうことがあり、それに対しては、自分が動けるタイミングで出来ることを引き受けることで返すように心がけている環境です。私については、本格的に子どもの手が離れたら、今度は自分が次の世代を支えられるよう、長い目で見据えた良い職場の循環づくりの一端を担うことができればと思っています。

そして、子育てを選択していないスタッフに対して継続した負担を強いることがないよう、子育てスタッフ側の意識づくりについても同じ立場の職員のひとりとしてお話ができればと思います。

女性の比率が多い職種なので特に、皆それぞれ働き方に悩むことがあると思いますが、心配はありません。PLASTでは働き方について相談に乗ってもらえますので、訪問看護に興味があるけれど踏み切れずにいるという方は、ぜひ一度雰囲気を見にきてください。

ある日のタイムスケジュール

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